医食同源
沖縄の老人達は、身内の子供や孫に久しぶりに会うと挨拶代わりに、ちゃんとご飯たべてるか?、と聞くという。ご飯をちゃんと食べて健康に気を使っているかというような意味だそうだ。ここで老人達がいうご飯とは、いわゆるごちそうではなく、体に良い、滋養のある食べ物=クスイムンのことだ。
現代生活では季節を問わずに、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等々で様々な食材を簡単に手に入れることができるが、昔はそうではなく誰もが貧しいなか限られたものの中で生活していた。亜熱帯の温暖な気候の沖縄だが、夏は台風、また旱ばつに見舞われることも多々あり、時には死にも至るほどの厳しい自然条件になったそうだ。また医学も発達してなかった為、体の疲れや抵抗力を養うためにその季節の野菜や魚、動物などを工夫して食べていたそうだ。
長い間の経験や、中国、日本、朝鮮などとの交流の中から様々な情報がもたらされ、体にいいもの、クスイムン(薬になるもの)、と意識して取り入れるようになったのだろう。このように沖縄では季節の変わり目や体の状態に合わせて食事を算段することが日常的に行われてきた。食事をする前に、これは○○の薬だから食べるといいよ、という言葉は一家の主婦や老人達の口癖だという。また食後、クスイナタン(食べて体の薬になりました)、というのはおいしかったと同じような誉め言葉であり、食事を作ってくれた人への感謝の気持ちでもあるようだ。
日々の生活の中で、クスイナタン(薬になったよ)、と言ったり、サギグスイ(整腸効果、通じをよくする薬)、チーシマシグスイ(血を澄ます薬)などと食物の栄養成分や薬効をいって滋養やクスイムンに価値をおいており、またそれがない料理は値打ちがないというほど真剣に食の選択をしていたようだ。これは医食同源の思想だ。
医食同源とは、病気の治療も普段の食事も、共に人間の生命を養い健康を維持するためのもので、その源は同じであるとする考え方で古くは中国から伝わった。簡単に言うと、口にする食べ物は血となり肉となるので、それが体を整えてつくっていくんやし、添加物とか保存料とか体の毒になるようなものが入ってる物はなるべく食べずに、たとえばうちの近所でとれた新鮮で体によさそうなものをみんなでわいわい楽しく食べようぜベイビイ。そうしたら心身が充実して病気になんかならないぜユーノウ?という思想だ。
家族みんなで一つの大きなテーブルを囲み、じいちゃんばあちゃんにやさしい言葉をかけてもらって、おとおはんおかあはんの説教で耳を痛くし、おまえ肉食い過ぎや、と怖いおにい達が表情を変えずにどついてくるのを避けるべく、さとられることのないように野菜の下に肉を隠して皿に盛る前に自分の口の中へ。そしてそれぞれ今日はこんなことがあったよと報告しあう食卓・・・。 いいと思う。
最近の家庭ではそれぞれが残業や塾通いで忙しくしているせいか、食事をバラバラでとるというのも珍しくないようだが、そんなのはおれ様から言わせれば、あかん。岡山風に言うたら、おえん。欧米風に言うたらNO NO NO。世代が違うこういう状況で食事をとるからこそ、子供は大人の良い姿そして時には悪い姿を見て何かを学び、そして大人も子供との会話から何かを学ぶはずだ。そしてたとえば沖縄では、その団らんの中でクスイムンになる食材、そして食というものを知り、のちには食というキーワードから生、すなわち生命、生きる、生活、などというものを考えるきっかけにもなるかもしれない。団らんの場面の役割は果てしなく大きい。
少年時代から仲良くしている友人のSくんは動物が好きすぎて菜食主義になった。日本ではまだ菜食主義者は少ないと想像するが、欧米では菜食主義者は珍しいことではないようで、街では簡単に菜食主義者用のレストランやスーパーマーケットがあるという。菜食主義にも色々あって、健康、道徳、宗教などの理由から動物性のもの、たとえば牛乳やチーズ等の乳製品や卵、動物エキスの入ったポテトチップス等は一切口にしないというハードコアな菜食主義者もいれば、豚や鶏は食べないが、魚は食べるという人など様々な形があるようだ。
まあそれぞれの理由があるのだろうがそれがどうであれ、彼らは食、そして生というものを真剣に考えた結果としてこの生き方を選んだのだろうから、なんかそういうのボクはいいと思うな。話は少し逸れてしまったけど、彼らと沖縄人においてその食と生に対する真剣な姿勢は共通しているように思う。
沖縄の若者達も例外ではないようだが、現代人は飽食で、かつての貧しい時代とはまた違った食事の工夫が必要になってきている。おいしいが栄養価の低いものなどと共に、沖縄の市場にはクスイムンの食材もあふれているそうだ。以前はその土地で取れるものをバランスよく体の状態に合わせて食べる、という当たり前のことが今では難しくなってきているが、医食同源を現代の食生活に少しでも生かせられれば、今よりちょっといい生活がおくれそうだ。
そんなこんなで沖縄市場情報を詳しく満載してくれているKAORIさんのページにリンクして今日はおわりにするぜ!
http://okinawakanko.blog86.fc2.com/
現代生活では季節を問わずに、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等々で様々な食材を簡単に手に入れることができるが、昔はそうではなく誰もが貧しいなか限られたものの中で生活していた。亜熱帯の温暖な気候の沖縄だが、夏は台風、また旱ばつに見舞われることも多々あり、時には死にも至るほどの厳しい自然条件になったそうだ。また医学も発達してなかった為、体の疲れや抵抗力を養うためにその季節の野菜や魚、動物などを工夫して食べていたそうだ。
長い間の経験や、中国、日本、朝鮮などとの交流の中から様々な情報がもたらされ、体にいいもの、クスイムン(薬になるもの)、と意識して取り入れるようになったのだろう。このように沖縄では季節の変わり目や体の状態に合わせて食事を算段することが日常的に行われてきた。食事をする前に、これは○○の薬だから食べるといいよ、という言葉は一家の主婦や老人達の口癖だという。また食後、クスイナタン(食べて体の薬になりました)、というのはおいしかったと同じような誉め言葉であり、食事を作ってくれた人への感謝の気持ちでもあるようだ。
日々の生活の中で、クスイナタン(薬になったよ)、と言ったり、サギグスイ(整腸効果、通じをよくする薬)、チーシマシグスイ(血を澄ます薬)などと食物の栄養成分や薬効をいって滋養やクスイムンに価値をおいており、またそれがない料理は値打ちがないというほど真剣に食の選択をしていたようだ。これは医食同源の思想だ。
医食同源とは、病気の治療も普段の食事も、共に人間の生命を養い健康を維持するためのもので、その源は同じであるとする考え方で古くは中国から伝わった。簡単に言うと、口にする食べ物は血となり肉となるので、それが体を整えてつくっていくんやし、添加物とか保存料とか体の毒になるようなものが入ってる物はなるべく食べずに、たとえばうちの近所でとれた新鮮で体によさそうなものをみんなでわいわい楽しく食べようぜベイビイ。そうしたら心身が充実して病気になんかならないぜユーノウ?という思想だ。
家族みんなで一つの大きなテーブルを囲み、じいちゃんばあちゃんにやさしい言葉をかけてもらって、おとおはんおかあはんの説教で耳を痛くし、おまえ肉食い過ぎや、と怖いおにい達が表情を変えずにどついてくるのを避けるべく、さとられることのないように野菜の下に肉を隠して皿に盛る前に自分の口の中へ。そしてそれぞれ今日はこんなことがあったよと報告しあう食卓・・・。 いいと思う。
最近の家庭ではそれぞれが残業や塾通いで忙しくしているせいか、食事をバラバラでとるというのも珍しくないようだが、そんなのはおれ様から言わせれば、あかん。岡山風に言うたら、おえん。欧米風に言うたらNO NO NO。世代が違うこういう状況で食事をとるからこそ、子供は大人の良い姿そして時には悪い姿を見て何かを学び、そして大人も子供との会話から何かを学ぶはずだ。そしてたとえば沖縄では、その団らんの中でクスイムンになる食材、そして食というものを知り、のちには食というキーワードから生、すなわち生命、生きる、生活、などというものを考えるきっかけにもなるかもしれない。団らんの場面の役割は果てしなく大きい。
少年時代から仲良くしている友人のSくんは動物が好きすぎて菜食主義になった。日本ではまだ菜食主義者は少ないと想像するが、欧米では菜食主義者は珍しいことではないようで、街では簡単に菜食主義者用のレストランやスーパーマーケットがあるという。菜食主義にも色々あって、健康、道徳、宗教などの理由から動物性のもの、たとえば牛乳やチーズ等の乳製品や卵、動物エキスの入ったポテトチップス等は一切口にしないというハードコアな菜食主義者もいれば、豚や鶏は食べないが、魚は食べるという人など様々な形があるようだ。
まあそれぞれの理由があるのだろうがそれがどうであれ、彼らは食、そして生というものを真剣に考えた結果としてこの生き方を選んだのだろうから、なんかそういうのボクはいいと思うな。話は少し逸れてしまったけど、彼らと沖縄人においてその食と生に対する真剣な姿勢は共通しているように思う。
沖縄の若者達も例外ではないようだが、現代人は飽食で、かつての貧しい時代とはまた違った食事の工夫が必要になってきている。おいしいが栄養価の低いものなどと共に、沖縄の市場にはクスイムンの食材もあふれているそうだ。以前はその土地で取れるものをバランスよく体の状態に合わせて食べる、という当たり前のことが今では難しくなってきているが、医食同源を現代の食生活に少しでも生かせられれば、今よりちょっといい生活がおくれそうだ。
そんなこんなで沖縄市場情報を詳しく満載してくれているKAORIさんのページにリンクして今日はおわりにするぜ!
http://okinawakanko.blog86.fc2.com/

